NSI(Narrow Space Inspection)ドローンスクール by Osaka Metoro & MURAMOTO DRONE TERRACE『狭隘部点検マイクロドローンオペレーター養成プログラム』は狭小空間の点検を担うマイクロドローンオペレ
ーターの育成と技能レベルの標準化を図ることを目的としています。
インフラ点検の分野におけるドローンの利活用では高度に自動化された飛行プラットフォームにより、飛行・データ収集・位置情報の同期が進み、ドローンを用いたインフラ点検や調査・測量作業の中で、操縦技能が占める割合は小さくなっていますが、こと狭隘部点検においては非GNSS環境であることが前提であることから、最新型ドローンの恩恵である自律制御を使うことができないので、ドローンオペレーターの操縦技量に点検作業の可否が委ねられることになります。
「暗闇」「粉塵」「障害物」本来ドローンを飛ばすのに相容れない環境の中で、的確なルート選択と安定した飛行、機体現在地の把握、撮影データの図面トレース、機材のメンテナンスを一挙に担える人材を養成します。
総受講時間は100時間超。
5つの階級に分かれた充実の実習カリキュラムと、実際の地下鉄駅構内でOsaka Metro社員による現任訓練(OJT)を受けることで、狭隘部点検を担うマイクロドローンオペレーターとしての技能を習得できます。
マルチコプターの操縦に関する基礎技能と、運用に係る法律知識を学びます。
※2等以上の無人航空機操縦者技能証明(目視内限定解除)保持者は免除されます
※民間団体が発行する技能認証保持者は技能試験の合格で受講を免除されます
マイクロドローンは、空撮用のドローンとは異なり、高さの制御がマニュアル(スティックがセンターで固定されない)です。マイクロドローン特有の操縦操作方式のマスターを目指します。
狭隘空間の点検では、ドローンに搭載されたカメラの映像で飛行経路や周辺環境を確認しながら飛行させる必要があります。モニターやFPVゴーグルを使用してドローンからのライブビューを頼りに操縦するスキルを身につけます。
狭隘空間の飛行は、配線や天井構造物を固定するステー類、蓄積した埃など、様々な障害が待ち受けています。決してドローンを飛ばすのに快適な環境ではありません。環境条件が変わったとしても安定した飛行ができる様に訓練するほか、機体のメンテナンスや各種調整作業についても学びます。
実際の点検作業を想定した実務対応訓練を行います。効果的なフライトプランを構築し、要求された成果物を得られる技量を習得します。
本プラグラム最大の特徴である、Osaka Metroの地下鉄駅構内を実際に使用したOJTを行います。与えられたミッションの完遂と要求された品質の成果物を提出してください。
Class-E
UAS運用基礎課程
¥99,000
受講時間:11時間
Class-D
スロットル方式制御基礎課程
¥258,720
受講時間:24時間
Class-C
FPV操縦基礎課程
¥327,800
受講時間:25時間
Class-B
応用・劣悪環境対応/UAS工学課程
¥330,550
受講時間:19時間
Class-A
実務対応技量習得課程
¥332,200
受講時間:19時間
Class-S
現場での実務実習(OJT)
¥475,200
受講時間:12時間
※上記受講料金は税込価格です。
Class-C修了者には操縦基礎課程修了証(NSI Lv.1)、Class-A修了者には実務技能課程修了証(NSI Lv.2)が発行されます。NSI Lv.1はClass-Bの、Lv.2はClass-Sの受講資格として必要となる技能認証です。
OJTを終え、Class-Sを修了するとOsaka MetroとMURAMOTO DRONE TERRACEが発行する技能認定証「NSI-Master」を発行します。NSI-Master保持者はドローンテラスが行う実際の狭隘部点検作業現場でUAS飛行業務に従事していただく予定です。
イベントや講習プラグラムの開催予定、そのほかの営業日程はこちらをご確認ください。
ドローンテラスは大阪メトロ御堂筋線「新金岡駅」より徒歩圏内。駐車場もご用意してお待ちしています。